移動式PCR検査車両
ソフトバンクグループ株式会社の子会社であるSB新型コロナウイルス検査センター株式会社で運用する移動式PCR検査車の開発に協力しました。3トンアルミバンをベースに移動式PCR検査車へ架装し、新型コロナウイルスの唾液PCR検査に必要な機材を搭載し、何時でも、どこでも検査が可能な車両です。
主な装備内容
荷台部分に、唾液PCR検査に必要な検査設備を装備しています。車両1台につき、1日最大376件の検査が可能で、検体受付から最短2時間半で検査結果が通知されます。
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- ①PCR検査器
- ②冷蔵庫/冷凍庫
- ③プレート用遠心機
- ④プレートシーラー
- ⑤排気HEPAユニット
- ⑥クリーンベンチ
- ⑦安全キャビネット
- ①PCR検査器
- ③プレート用遠心機
- ④プレートシーラー
- ⑤排気HEPAユニット
- ⑥クリーンベンチ
- ⑦安全キャビネット
その他の装備
外部にウィルスが漏れないよう、HEPAフィルター搭載の換気装置や、荷台入り口にエアカーテンを装備しています。
- ・エアカーテン
防護服着装状態での作業環境も考慮し、エアコンや揺れ防止のアウトリガーを装備しました。
- ・エアコン
- ・アウトリガー
また、様々な現場で装備品を作動させる為、外部給電・蓄電池・発動発電機による電力供給システムも装備しています。
- ・外部給電システム
トヨタ車体はこれからも、トヨタグループの一員として、社会貢献に資する架装車の提供に取り組んでまいります。
参考:SB新型コロナウイルス検査センター株式会社「移動式PCR検査車」
https://sbcvic.jp/inspection_car/